ETF売買動向=2日前引け、東証REIT、野村商社卸売が新高値

2日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比10.3%増の1360億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同8.9%増の1077億円だった。

個別ではNEXT 香港ハンセンダブル・ブル <2031> 、中国H株ブル2倍上場投信 <1572> 、NEXT NOTES東証REIT <2066> 、グローバルX レジデンシャル・J-REIT ETF <2097> 、MAXIS HuaAn中国株式(上海180A株) <2530> など8銘柄が新高値。中国H株ベア上場投信 <1573> 、東証REITインバースETF <2094> 、iシェアーズ 気候リスク調整世界国債 <2853> 、iシェアーズ ドイツ国債 ETF(為替ヘッジあり) <2857> が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きではNEXT 原油ブル <2038> は6.16%安、NEXT 韓国KOSPIダブル・ブル <2033> は3.80%安、WisdomTree ガソリン上場投資信託 <1691> は3.75%安、NEXT 香港ハンセン・ベア <2032> は3.64%安、WTI原油価格連動型上場投信 <1671> は3.55%安と大幅に下落。

日経平均株価が25円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金662億8900万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均832億2500万円を大きく下回っており低調。

その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が63億9200万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が62億3600万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が59億4600万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が53億2500万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が52億7000万円の売買代金となった。