外為サマリー:157円80銭台中心の膠着相場、FOMC意識し様子見姿勢に

1日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=157円91銭前後と前日午後5時時点に比べ1円00銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=168円29銭前後と同40銭弱のユーロ高・円安で推移している。

ドル円は、157円80銭台を中心とする膠着状態。前日のニューヨーク市場では1~3月期の米雇用コスト指数が市場予想を上回り、米長期金利が上昇したことからドル高・円安が進行した。東京市場に移ってからは、政府・日銀による為替介入も警戒されるなか一進一退が続いている。日本時間の2日未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表され、その後、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見が行われることから、その内容を確かめたいとの姿勢は強く、市場は様子見となっている。

ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0655ドル前後と同0.0040ドル弱のユーロ安・ドル高で推移している。