外為サマリー:155円60銭台で推移、日銀会合の結果待ち

26日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=155円64銭前後と前日の午後5時時点に比べて2銭程度のドル高・円安となっている。

25日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=155円65銭前後と前日に比べて30銭程度のドル高・円安で取引を終えた。同日に発表された米経済指標でインフレ圧力の根強さが示されたことを受け、一時155円75銭と1990年6月以来のドル高・円安水準をつけた。

この日の東京市場のドル円相場は155円60銭台を中心としたもみあい。日銀金融政策決定会合の結果待ちといった様相で、方向感の定まらない相場展開となっている。なお、総務省が朝方発表した4月の東京都区部の消費者物価指数(CPI)は、変動の大きい生鮮食品を除く総合が106.4と前年同月比で1.6%上昇となり、伸び率は3月の2.4%から減速した。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0727ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0007ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=166円95銭前後と同10銭強のユーロ高・円安で推移している。