後場の日経平均は683円安でスタート、さくらや三井E&Sなどが下落/後場の寄り付き概況

日経平均 : 37776.64 (-683.44)
TOPIX : 2673.79 (-36.94)

[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比683.44円安の37776.64円と、前引け(37818.11円)からやや下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は37770円-37850円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=155.40-50円と午前9時頃から20銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が下落して始まった後に上げに転じ0.3%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は朝安の後は底堅い動きで0.9%ほど上昇している。

後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。昨日の海外市場で上昇した米長期金利がその後も高止まっていることが東京市場の株価の重しとなっているほか、明日に日銀金融政策決定会合の結果発表を控え、積極的な買いを見送る向きもあるもよう。一方、朝方下げたダウ平均先物が下値の堅い動きとなっていることや、香港ハンセン指数が堅調に推移していることなどが東京市場の株価の支えとなっているようだ。

セクターでは全業種が下落。鉱業、輸送用機器、不動産業が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、キヤノン<7751>、三井E&S<7003>、中外薬<4519>、パナHD<6752>、野村マイクロ<6254>、さくら<3778>、ソシオネクスト<6526>、コマツ<6301>、サイバー<4751>、東エレク<8035>が下落。一方、ルネサス<6723>、エーザイ<4523>、ニデック<6594>が上昇している。
《CS》