東京為替:ドル・円は小じっかり、155円台で一段高

25日午前の東京市場でドル・円は小じっかりの値動きとなり、155円19銭から155円45銭まで上値を伸ばした。抵抗線として意識されていた155円を前日海外市場で上抜け、同水準に定着。日本政府から円安けん制が相次いだが、ドル買い地合いは続く。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は155円19銭から155円45銭、ユーロ・円は165円99銭から166円45銭、ユーロ・ドルは1.0694ドルから1.0709ドル。
【要人発言】
・林官房長官
「為替市場の動向をしっかり注視し、万全の対応を行っていきたい」
「為替はファンダメンタルズを反映し安定的な推移が重要」
・鈴木財務相
「市場をしっかり注目して適切な対応をしていく思いに変わりはない」
「今の局面で多く話せないことをご理解いただきたい」
・三村財務相国際局長
「IMF試算の購買力平価だとドル・円は90円82銭」

《TY》