アジア株 台湾株は2万ポイント大台回復、TSMCなど半導体に買い 豪州株は上げ帳消し、頑固なインフレ続く

アジア株 台湾株は2万ポイント大台回復、TSMCなど半導体に買い 豪州株は上げ帳消し、頑固なインフレ続く

東京時間11:02現在
香港ハンセン指数 16963.97(+135.04 +0.80%)
中国上海総合指数 3022.79(+0.81 +0.03%)
台湾加権指数 20008.90(+409.62 +2.09%)
韓国総合株価指数 2673.02(+50.00 +1.91%)
豪ASX200指数 7680.80(-2.71 -0.04%)

アジア株は総じて上昇、米株続伸を好感して買い優勢で始まった。きのうの米株式市場ではハイテク大手7社いわゆる「マグニフィセント・セブン」全銘柄が上昇した。また、時間外でテスラが上昇しているほか、テキサスインスツルメンツの強気見通しも好感されており、アジア市場では半導体を中心にハイテク関連が総じて上昇している。

香港株は約2週間ぶり高値をつけている。レノボやアリババ、JDドットコム、シャオミ、美団、テンセントホールディングスなどハイテク関連が総じて上昇している。
台湾株は大幅続伸、2万ポイント台を回復している。半導体関連がほぼ全面高、TSMCは3.3%高。

上海株は4営業日ぶりに反発、人民元の下げ止まりを受け安心感が広がっている。ただ、上値は重い。中国経済停滞懸念や西側諸国との対立激化が警戒されている。

豪州株はCPIを受け上げ幅を縮小、マイナス圏に転じている。豪州の第1四半期CPIは総じて予想を上回る結果となった。3月も+3.5%と予想を上回った。頑固なインフレを受け豪中銀が金利を長い間、高い水準で維持する可能性が高まっている。

※マグニフィセント・セブン
アップル、アマゾン、アルファベット、メタ、マイクロソフト、エヌビディア、テスラ