このあと3月のISM製造業景気指数 前回から若干の上昇が見込まれる

このあと日本時間0時に3月のISM製造業景気指数が発表される。予想コンセンサスは48.3と若干ではあるが、前回から上昇が見込まれている。ただ、判断基準の50は下回り、縮小圏での推移に変わりはないと見られている。

前回は予想外の低下となっていたが、新規受注と生産が再び縮小圏に陥り、雇用も縮小圏でさらに低下していた。需要は驚くほど底堅いが、企業が在庫圧縮を優先している中、在庫のみならず、受注残も減少している。そのため、製造業の生産活動は新規の受注にますます依存しており、指数に影響をもたらす可能性がある。

なお、同時刻に2月の建設支出も発表される。

*ISM製造業景気指数(3月)23:00
予想 48.3 前回 47.8

*建設支出(2月)23:00
予想 0.7% 前回 -0.2%(前月比)