ETF売買動向=29日前引け、SPDR5百、SMD高配当が新高値

29日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比25.7%減の1099億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同28.5%減の853億円だった。

個別ではNEXT NOTES 金先物 ダブル・ブル ETN <2036> 、iシェアーズ S&P 500米国株 ETF <1655> 、SMDAM Active ETF 日本高配 <2011> 、iFreeETF NASDAQ100(為替ヘッジなし) <2840> 、iシェアーズ米国リート ETF <1659> など43銘柄が新高値。iFreeETF S&P500 インバース <2238> 、iFreeETF S&P500 インバース <2249> 、iFreeETF NASDAQ100 ダブルインバース <2870> 、NEXT NOTES 金先物 ベア ETN <2037> 、NEXT NOTES ドバイ原油先物 ベア ETN <2039> が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きではWisdomTree とうもろこし上場投資信託 <1696> が3.72%高と大幅な上昇。

日経平均株価が298円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金629億3400万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均771億5000万円を大きく下回っており低調。

その他の日経平均ETFでは日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が46億1200万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が42億9000万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が31億9700万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が22億8400万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が17億7300万円の売買代金となった。