米GDP、第4四半期は3.4%増に上方修正

米商務省が朝方発表した第4四半期のGDP確定値は、年率換算で前期比3.4%増に上方修正された。個人消費や設備投資の上方修正が反映された。第3四半期の4.9%は下回るものの、6四半期連続のプラス成長となった。FRBが高金利状態を続けている中でも、米経済の堅調さが改めて示された。

個人消費は改定値の3.0%増から3.3%増、設備投資は2.4%増から3.7%増にそれぞれ上方修正された。一方、住宅投資は2.8%増に下方修正。輸出は5.1%増、輸入は2.2%増だった。政府支出は4.6%増となっている。

FRBが物価の目安とするPCEデフレータは前年比2.8%上昇し、目標とする2%を上回った。ただ、PCEコアデフレータは2.0%の上昇となっている。

*実質GDP(確報値)(第4四半期)21:30
結果 3.4%
予想 3.2% 前回 3.2%

*個人消費
結果 3.3%
予想 3.0% 前回 3.0%

*GDPデフレータ
結果 1.6%
予想 1.6% 前回 1.6%

*PCEコアデフレータ
結果 2.0%
予想 2.1% 前回 2.1%