米住宅着工件数、2カ月ぶりに増加に転じる

日本時間21時半に発表になった2月の米住宅着工件数は年率換算で152.1万戸と、前回の大幅減もあり、2カ月ぶりに増加に転じた。市場予想の144万戸を上回った。中古住宅の供給不足が新築住宅建設に広がり、着工件数を押し上げた。一戸建てが11.6%増の112.9万戸となり、集合住宅も増加した。

地域別では、中西部が前月より50.7%増え、最大市場の南部も15.7%増。一方、北東部は10.3%、西部は7.9%それぞれ減少した。

一方、建設許可件数も1.9%増の151.8万戸と6カ月ぶりの高水準となり、予想の151万戸も上回った。2カ月ぶりの増加。

*米住宅着工件数(2月)21:30
結果 152.1万件
予想 144.0万件 前回 137.4万件(133.1万件から修正)

*米住宅建築許可件数
結果 151.8万件
予想 151.0万件 前回 148.9万件(147.0万件から修正)