ムニューシン氏、TikTokの買収に意欲

ムニューシン前財務長官が米CNBCのインタビューに答え、TikTokの買収を試みる投資家グループを結成していることを明らかにした。前日に米下院で中国のバイトダンス社にTikTokを売却させる法案が可決されている。

同氏は「この法案は可決されるべきだと思うし、売却されるべきだと思う。素晴らしいビジネスだし、TikTokを買収するグループを作るつもりだ」と述べている。 同氏は、具体的に他の投資家が誰になるかは明言しなかった。

法案は現在上院に送付しているが、成立するかは未知数。ただ、バイデン大統領は法案が可決されれば署名する意向を示している。

ムニューチン氏はトランプ政権で財務長官を務めた。同政権はTikTokにも敵対的な姿勢を示し、最終的にバイトダンス社はオラクル<ORCL>とデータ提携を結ぶことになった。その後、トランプ大統領は方針を転換し、TikTokの禁止に反対を表明している。