FBI長官 米国へのテロ脅威、まったく異なるレベルに達した

米国に対するテロの脅威は昨年10月7日にハマスがイスラエルを急襲する前からすでに高まっていたが、いまでは全く異なるレベルに達したとレイ米連邦捜査局(FBI)長官が述べた。ブルームバーグが伝えた。

レイ長官はきょう、下院情報委員会で米国が直面する脅威について年次の説明を行い、さまざな外国のテロ組織が「長らくなかったやり方での米国攻撃」を呼び掛けていると証言。中東での呼び掛けに応じた単独犯による暴力的な攻撃リスクも、FBIは懸念していると述べた。この説明には他の米情報当局者も同席した。

「今はパニックに陥る時ではなく、リスクを考慮して警戒を強める時だ」とも長官は述べた。