今年の米利下げはないとの見方も

エコノミストからは今年の米利下げはないとの見方も出ている。米成長の再加速に基調インフレの上昇が重なり、2024年の利下げは不可能になるの見方を示した。FRBは今年の大半をインフレとの闘いに費やすという。

米経済の成長期待が大きく上昇したことに加え、金融環境の緩みも指摘。昨年の12月FOMCでFOMC委員が今年の利下げ見通しを示して以来、金融環境は緩んでおり、このために今年は金利が据え置かれるという。

労働市場の引き締まりと根強い賃金インフレ、製造業やサービス、賃貸のデータが上昇傾向にあることにも注意を促した。