NY外為:ドル底堅く推移、バーキン総裁、賃金やインフレに依然圧力感じると言及

NY外為市場でドルは底堅く推移した。連邦準備制度理事会(FRB)高官が依然利下げを急がない姿勢を見せたため米国債相場は軟調。米10年債利回りは4.24%から4.27%まで上昇した。米リッチモンド連銀のバーキン総裁はCNBCとのインタビューで、インフレが引き続き正常化に向け改善を想定しているものの、引き続き賃金やインフレに圧力感じると指摘。政策に関する判断を急いだことはない、と再表明した。

ドル・円は150円51銭から150円66銭までじり高推移。ユーロ・ドルは1.0825ドルから1.0808ドルまで弱含んだ。1.2647ドルから1.2623ドルまで下落。

《KY》