金融緩和局面でのAIと成長への楽観論は「魔法のソースの材料」との警鐘も!

ストラテジストによると、金融緩和局面での、AI関連株の上昇と経済成長に対する楽観論は、株式市場をさらに上昇させる「魔法のソースの材料」だと警鐘を鳴らしている。

同ストラテジストはAIのベビーバブルが成長しつつあると指摘しているが、それはエヌビディア<NVDA>を始めとした、いわゆるマグニフィセント7と呼ばれる巨大IT・ハイテク株が過去12カ月のS&P500の上昇の60%以上を占めている点が背景にあるという。

FRBの利下げ期待も株式市場を押し上げているが、インフレと利回りが急上昇が巨大IT・ハイテク株の上昇を一気に冷え込ませる危険性のあるカタリストとして迫っていると注意を喚起している。

一方、別のストラテジストからは、今回の株高はあくまでIT・ハイテク株の業績見通し改善が背景にあるため、そうした懸念は誇張し過ぎているとの主張も出ていた。