アジア株 総じて上昇、上海株と香港株は急反発

東京時間18:02現在
香港ハンセン指数 16136.87(+626.86 +4.04%)
中国上海総合指数 2789.49(+87.30 +3.23%)
台湾加権指数 18096.07(休場)
韓国総合株価指数 2576.20(-15.11 -0.58%)
豪ASX200指数 7581.58(-44.27 -0.58%)
インドSENSEX30種 72164.44(+433.02 +0.60%)

6日のアジア株は総じて上昇。一部の市場は前日の米株安を受けて売り優勢で推移した。上海株や香港株は急反発。中国当局が株価下支えに打ち出した取り組みが好感された。中国政府系ファンドが上場投資信託(ETF)を買い増すと報じられたことや証券監督管理委員会(証監会)が空売り規制の強化を表明したことなどが材料視された。さらに中国習近平国家主席が金融規制当局から金融市場に関して説明を受けるとの報道も株価対策への期待感につながったもよう。

上海総合指数は急反発。酒造会社の貴州茅臺酒、保険大手の中国人寿保険、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技、医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)が買われた。

香港ハンセン指数は急反発。不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)、医薬品メーカーの中国生物製薬(シノ・バイオファーマシューティカル)、家電製品メーカーの海爾智家(ハイアールスマートホーム)が買われた。

豪ASX200指数は続落。医薬品メーカーのCSL、建設資材メーカーのジェームス・ハーディ・インダストリーズが買われる一方で、資源・鉱山会社のBHPグループ、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、探鉱採掘サービス会社のフォーテスキューが売られた。