FAA、検査官を現場に配置し、航空機が通過する際に目視検査

米連邦航空局(FAA)は、ボーイング<BA>の品質管理体制が機能していることを確認できるまで現場主義を貫くようだ。米CNBCがFAAのウィテカー長官の発言を伝えている。長官は「われわれは多くの検査官を現場に配置し、航空機が通過する際に目視検査を行っている。これまでの監査的アプローチから直接検査的なアプローチに移行しつつある」と述べた。

FAAは今月初め、アラスカ航空で1月5日に発生した高度1万6000フィート上空で737MAX9のパネルが吹き飛んだ事故を受け、ボーイングの製造ラインを監査すると発表。FAAは数十人の検査官を派遣し、着陸中の飛行機を調査しているという。