欧州為替:ドル・円は147円90銭台まで戻す

23日のロンドン外為市場でドル・円は、147円26銭まで下落後、147円91銭まで反発。日本銀行植田総裁は金融政策決定会合後の会見で、「基調的な物価上昇率が2%に向けて徐々に高まっていく確度は引き続き少しずつ高まっている」と指摘したことを受けてリスク回避的な米ドル売り・円買いが一時活発となったが、マイナス金利政策の解除は4月以降になるとの見方も多く、円買いは縮小した。

ユーロ・ドルは、1.0911ドルから1.0881ドルまで弱含み。ユーロ・円は弱含み、160円49銭から161円06銭の範囲内で推移。

ポンド・ドルは、1.2744ドルから1.2720ドルまで弱含み。ドル・スイスフランは、0.8665フランから0.8688フランまで値を下げた。

[経済指標]
・特になし

[要人発言]
・神田財務官
「ウクライナ支援や対露制裁強化で米財務副長官と合意」

《MK》