【市場反応】米先週分新規失業保険申請件数、予想下回る、ドル買い継続

米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数は前週比1.8万件減の20.2万件となった。前回22万件から予想以上に減少し、昨年10月中旬以来の低水準となった。失業保険継続受給者数は185.5万人。前回188.6万人から予想以上の減少で、昨年11月初旬以来の低水準。

先に発表されたADP雇用統計が予想上回ったことに加えて、失業保険申請件数の減少で労働市場の強さが証明され、米国債相場は反落。10年債利回りは3.96%から3.99%まで上昇した。ドル買いも継続。ドル・円は144円17銭から144円59銭まで上昇した。ユーロ・ドルは1.0954ドルから1.0933ドルまで反落。1.2696ドルから1.2970ドルまでじり安推移した。

【経済指標】
・米・先週分新規失業保険申請件数:20.2万件(予想:21.6万件、前回:22万件←21.8万件)
・米・失業保険継続受給者数:185.5万人(予想:188.1万人、前回:188.6万人←187.5万人)

《KY》