イラン、2回の爆発で103人以上が死亡

イランのイスラム革命防衛隊司令官だったソレイマニ氏の墓の近くで2回の爆発が発生し、少なくとも103人が死亡、171人が負傷した。同国の国営テレビが報じた。報道によると、爆発はテロ攻撃だとされている。

国営テレビが中部ケルマン州副知事の話として伝えたところによると、同州内の墓地の外側で、15分以内に2回の爆発音が聞こえた。前日にはイスラエル軍のドローンとされる攻撃で、イランが支援するハマスの政治部門幹部が殺害されたばかりだった。

イランの半国営タスニム通信によると、爆弾が詰め込まれた2つのスーツケースが墓地の入り口付近に仕掛けられ、遠隔操作によって爆発した。

ソレイマニ司令官は2020年に米軍のドローン攻撃で死亡。墓地には当時、この命日を偲ぶため多数の人が集まっていた。