先週は22年12月以降で最も多くの資金が株式から流出

米大手銀によると、先週は全ての資産クラスで資金流出が確認され、2022年12月以降で最も多くの資金が株式から流出したと報告している。12月20日までの1週間で、株式ファンドは213億ドル、債券は21億ドル、現金は261億ドル、金は3億ドルの資金が流出した。

同大手銀のストラテジストによると、2023年は現金に1.3兆ドルの資金が流入、米国債に1770億ドル、IG債に1620億ドル、グローバル株に1520億ドル、米大型株に1250億ドル、ハイテク株に440億ドルの資金流入があったという。

一方、TIPSから330億ドル、EM債から370億ドル、米バリュー・ファンドから730億ドルの資金流出が記録されたとしている。