11月の米企業の年金積立金が前月比で減少

コンサルティング会社の調査によると、11月のS&P1500企業の企業年金制度の推定積立水準は、金利低下が株式市場の上昇を一部相殺し、10月から1%ポイント低下して110%になった。11月末時点の制度全体の推定剰余金は10月末時点の1570億ドルから60億ドル減少し、1510億ドルとなったという。

FRBが過去2年間の利上げから金利を一定水準に保ち続けていることから、11月の金利は約0.70%ポイント低下し、株式の好調を相殺したという。