このあと11月のISM非製造業景気指数 前回の反動からの上昇が見込まれる

*ISM非製造業景気指数(11月)0:00
予想 52.4 前回 51.8

このあと日本時間0時に11月のISM非製造業景気指数が発表され、予想は52.4と前回から上昇が予想されている。前回10月分は雇用指数の減速が影響し、5カ月ぶりの低水準となった。米経済が10-12月(第4四半期)に入って減速しつつあることを示唆していたが、今回は前回からの反動もあり、判断基準である50は維持するものと見られている。

外食、娯楽、旅行などの分野での持続的な支出が、引き続きサービス部門の活動を緩やかに支えている。先日発表の11月の米地区連経済報告(ベージュブック)では、旅行・観光業が月半ばまで概ね好調であったことを示しており、このセクターを引き続き支援するものと思われる。

ただ、企業需要の先行きが不透明な中で、企業は仕入れよりも在庫圧縮を優先していることが顕著になっており、慎重なアプローチを取っている。今回もその状況が継続していることが示唆されると見られているようだ。