明日の為替相場見通し=FRB高官発言を引き続き注視

今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、引き続き米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言が関心を集めそうだ。予想レンジは1ドル=146円90~147円90銭。

28日にウォラー米連邦準備制度理事会(FRB)理事が「インフレが大幅に低下したと確信できた時には利下げを始められる」と発言。これを受け、米利下げへの思惑で米長期金利が低下し、ドルはこの日一時146円60銭台と2カ月ぶりのドル安・円高水準をつけた。今晩はメスター・クリーブランド連銀総裁の講演が予定されており、その内容が関心を集めそうだ。また、米7~9月期GDP・改定値が発表されるほか、米地区連銀経済報告(ベージュブック)も公表される。