アジア株 下落、香港株は小幅続落

東京時間18:05現在
香港ハンセン指数 17525.06(-34.36 -0.20%)
中国上海総合指数 3031.70(-9.27 -0.30%)
台湾加権指数 17137.42(-150.00 -0.87%)
韓国総合株価指数 2495.66(-0.97 -0.04%)
豪ASX200指数 6987.64(-53.11 -0.75%)
インドSENSEX30種 65970.04(休場)

27日のアジア株は下落。中国の10月の工業利益は+2.7%となり、9月の+11.9%から伸びが大きく減速した。中国の景気減速懸念に加えて、中国のシャドーバンキング(影の銀行)大手の中植企業集団が5.4兆円の資金不足を投資家に報告したことなども警戒感につながった。インド市場は休場。

上海総合指数は小幅続落。自動車メーカーの上海汽車集団、石炭エネルギー会社の中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー)が買われる一方で、酒造会社の貴州茅臺酒、保険大手の中国人寿保険、銀行大手の中国工商銀行、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技が売られた。

香港ハンセン指数は小幅続落。光学機器メーカーの舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー)、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)が買われる一方で、不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)、ビール会社の華潤ビール(チャイナ・リソーシズ・ビール)、電気自動車(EV)メーカーのBYD(比亜迪)が売られた。

豪ASX200指数は反落。資源・鉱山会社のBHPグループ、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、医薬品メーカーのCSL、小売会社のウールワース・グループ、投資銀行のマッコーリー・グループ、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズが売られた。