このあと10月の米中古住宅販売件数 5カ月連続の減少が見込まれる

このあと日本時間0時に10月の米中古住宅販売件数が発表される。予想では年率換算で391万件と5カ月連続の減少が見込まれている。米中古住宅市場は在庫不足と高金利が重しとなっており、希望者が購入を断念している状況が続いている。今回もその傾向が続くと見られているようだ。

先行指標として注目される、9月の米中古住宅販売保留件数は予想外に増加していた点は留意される。同指標は購入申し込み時点での統計で、引き渡しまで1-2カ月のタイムラグがあると言われている。ただ、8月分も合わせれば、平均で3%の減少となっており、それも今回の予想に反映されているものと思われる。

市場では来年のFRBの利下げ観測が台頭しているが、その点も多くの購入希望者を傍観させる可能性も指摘されているようだ。

*米中古住宅販売件数(10月)0:00
予想 391万件 前回 396万件