アジア株 全面高、香港株は大幅反発

東京時間18:07現在
香港ハンセン指数 18079.00(+682.14 +3.92%)
中国上海総合指数 3072.84(+16.77 +0.55%)
台湾加権指数 17128.78(+213.07 +1.26%)
韓国総合株価指数 2486.67(+53.42 +2.20%)
豪ASX200指数 7105.90(+99.19 +1.42%)
インドSENSEX30種 65597.88(+664.01 +1.02%)

15日のアジア株は全面高。10月の米消費者物価指数が市場予想を下回り、米国での利上げ打ち止め観測が広がったことで、米国株が大幅高となった。この動きを受けて、アジア株は買いが広がった。香港株は3.92%高と大きく上昇した。香港ドルは米ドルとのペッグ制を採用しており、金融政策を米国に連動させている。このため、米国で利上げ打ち止めなら香港でも同様となるため、幅広く買いを集めた。

上海総合指数は続伸。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、保険大手の中国人寿保険、酒造会社の貴州茅臺酒、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技が買われる一方で、機器メーカーの国電南端科技、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)が売られた。

香港ハンセン指数は大幅反発。機械メーカーの創科実業(テクトロニック・インダストリーズ)、不動産会社の恒隆地産(ハンルン・プロパティーズ)、再生エネルギー製品メーカーの信義光能(シンイー・ソーラー)、不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)が買われた。

豪ASX200指数は大幅続伸。資源・鉱山会社のBHPグループ、医薬品メーカーのCSL、鉱物探査会社のフォーテスキュー・メタルス・グループ、不動産会社のグッドマン・グループ、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズが買われた。