米株式市場序盤=ダウ平均はしっかりでスタート

米株式市場序盤=ダウ平均はしっかりでスタート

きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅高で始まっている。前日比は、ダウ工業株30種平均が106.48ドル高の3万3998.42ドル、ナスダック総合指数が96.59高の1万3618.04。

7日続伸の後、2日下げたダウ平均は、小幅ながら反発してスタート。昨日午後の下げ分をいったん解消した形。米債利回りの低下などが見られ、株高につながっている。

来週の米消費者物価指数(CPI)をにらんで、週末の今日は落ち着いた動きが見込まれれている。ドル円、クロス円がしっかりとなるなど、リスク選好の動きが広がっていることも株にはプラス。

午前0時に発表されるミシガン大学消費者信頼感がやや警戒材料。全体の数字だけでなく、前回から鈍化が見込まれている1年期待インフレが強めに出るようだと警戒が広がる。

ダウ採用銘柄では、昨日決済を受けて終値ベースで7%弱の大幅な上昇を見せたディズニー<DIS>が反落。医薬品大手メルクなども軟調。ドラッグストアチェーンのウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが堅調。インテルも強い。

GAFAなど新興ハイテク関連ではEUドミナンスルールのアップルストア適用をうったえるとの報道が見られたアップルが堅調。半導体大手エヌビディア、プロセッサーのAMDも強い。

アップル<AAPL> 184.55(+2.14 +1.17%)
テスラ<TSLA> 212.85(+2.87 +1.37%)
AMD<AMD> 117.10(+3.61 +3.18%)
エヌビディア<NVDA> 478.08(+8.58 +1.83%)
メルク<MRK> 101.58(-0.81 -0.79%)
ディズニー<DIS> 88.73(-1.61 -1.78%)
インテル<INTC> 38.61(+0.81 +2.14%)

MINKABU PRESS