9月の米鉱工業生産は前月比0.3%増加 自動車ストの影響は限定的

先ほど発表になった9月の米鉱工業生産は前月比0.3%増加し、予想も上回った。自動車工場での大規模なストの影響が懸念されていたが、それは限定的だった。9月の製造業生産は0.4%増、自動車生産は0.3%増となった。

同時に発表になった設備稼働率は8月の79.5から79.7に上昇。国内の工場、鉱山、公共事業の操業の限界を反映。一方、石油と天然ガスを含む鉱業生産高は0.4%上昇し、4カ月連続の上昇となった。国防も5カ月連続の上昇。

エコノミストからは、「UAWのストライキは9月中旬に開始され、最初のストの波はかなり控えめだった。ストライキが拡大し、長引けば長引くほど、その影響は顕著になる」との指摘も出ている。

*米鉱工業生産指数(9月)22:15
結果 0.3%
予想 0.0% 前回 0.4%(前月比)
設備稼働率
結果 79.7%
予想 79.6% 前回 79.5%(79.7%から修正)