ミシガン大消費者信頼感指数、3カ月連続低下もインフレ期待が予想以上に上昇

日本時間23時に10月調査分のミシガン大消費者信頼感指数速報値が発表され、63.0と予想を下回り、3カ月連続の低下となった。ただ、インフレ期待は予想を上回る上昇となっている。1年先のインフレ期待は3.8%と、今年初めに安定した後、インフレに対する懸念が再び高まっていることが示された。

消費者の約49%が物価高が生活水準を低下させていると回答。先月の39%から急上昇し、2022年7月に記録した過去最高値に並んだ。特に食費と燃料費の高騰を家計が最も懸念している。

発表元の責任者スウ氏は「こうした懸念が高まりが続けば、消費者の態度も悪化の一途をたどるだろう」と述べた。

発表後に米株式市場は伸び悩み、為替市場はややドル買いの反応を見せている。

*ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値(10月)23:00
結果 63.0
予想 67.6 前回 68.1
1年先のインフレ期待
結果 3.8%
予想 3.2% 前回 3.2%
5-10年先のインフレ期待
結果 3.0%
予想 2.8% 前回 2.8%

NY株式13日(NY時間10:12)
ダウ平均 33800.63(+169.49 +0.50%)
ナスダック 13560.10(-14.12 -0.10%)
CME日経平均先物 32225(大証終比:-25 -0.08%)

USD/JPY 149.59 EUR/USD 1.0517 GBP/USD 1.2159