IMF、米国の23、24年の成長見通しを上方修正

IMFがこの日発表した最新の世界経済見通しで、2023年と24年の米経済成長率の見通しを上方修正した。その一方で、世界経済の見通しは概ね据え置いた。米成長見通しは23年が2.1%、24年は1.5%にそれぞれ上方修正している。

IMFは修正の理由として、「4-6月期の設備投資が好調で、消費の伸びも底堅かった。これは労働市場が依然として底堅く推移していることを反映している」と説明している。

なお、世界の経済成長率の見通しは、23年を3.0%に据え置き、24年は2.9%と前回予想から0.1%ポイント下方修正した。