アジア株 総じて下落、香港株は続落

東京時間17:50現在
香港ハンセン指数 18382.06(-100.80 -0.55%)
中国上海総合指数 3119.88(-17.26 -0.55%)
台湾加権指数 16634.51(-85.31 -0.51%)
韓国総合株価指数 2556.27(-4.95 -0.19%)
豪ASX200指数 7305.27(+7.52 +0.10%)
インドSENSEX30種 64969.29(-117.96 -0.18%)

31日のアジア株は総じて下落。中国景気の先行き不透明感がアジア株の重石となった。今日発表された中国の8月の製造業PMIは49.7となり、市場予想を上回ったものの、景気判断の境目である50を5か月連続で下回った。非製造業PMIは51.0と50を上回ったものの、市場予想や前回を下回った。

上海総合指数は反落。銀行大手の中国工商銀行、保険大手の中国平安保険が買われる一方で、酒造会社の貴州茅臺酒、不動産会社の保利置業集団、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免、調味料メーカーの佛山市海天調味食品が売られた。

香港ハンセン指数は続落。乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(チャイナ・モンニウ・デイリー)、繊維メーカーの申洲国際集団控股が買われる一方で、海上輸送会社の東方海外国際(オリエント・オーバーシーズ)、不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)、医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)、オンライン生活関連サービス企業の美団(メイトゥアン)が売られた。

豪ASX200指数は小幅続伸。銀行大手のウエストパック銀行、医薬品メーカーのCSL、資源・鉱山会社のBHPグループが買われる一方で、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、小売会社のウールワース・グループが売られた。