ダウ先物は小幅高 米指標を受けて米国債利回り低下=米国株

米株価指数先物(9月限)(NY時間08:53)
ダウ先物 34922(+35.00 +0.10%)
S&P500 4508.00(+1.25 +0.03%)
ナスダック100先物 15417.50(+1.75 +0.01%)

米株価指数先物市場でダウ先物、ナスダック100とも小幅高で推移している。ロンドン時間には軟調な動きも見られていたが、NY時間に入って発表になったADP雇用統計と第2四半期GDP確報値を受けて、米国債利回りが下げの反応を見せており、株式市場はポジティブな反応を見せている。

市場は明日以降に発表になるPECデフレータと米雇用統計の数字を待っている中で、前日や本日のデータは、慎重なFRBへの期待を正当化しており、米株式市場もポジティブな反応を見せている。前日からの米経済指標を受けて短期金融市場では、FRBの利下げ開始を来年7月から6月に前倒ししている。

「現在の金融市場にとって最大の材料はFRBの金融政策の行方であり、マクロ経済がFRBの長期利上げ休止を許容するかどうかだ。昨日の指標は、パウエル議長が一時停止できることを示唆している」との指摘も出ている。「米国株は8月に入って初めて強気の流れを見せている」との声も聞かれる。

HP<HPQ>が前日の決算を受けて時間外で下落。需要は期待していたほど急速に改善しておらず、プリンター事業の逆風も警戒されている。

(NY時間09:03) 時間外
HP<HPQ> 28.87(-2.50 -7.97%)

アップル<AAPL> 184.53(+0.41 +0.22%)
マイクロソフト<MSFT> 328.78(+0.37 +0.11%)
アマゾン<AMZN> 135.04(+0.13 +0.10%)
アルファベット<GOOG> 136.00(+0.51 +0.38%)
テスラ<TSLA> 255.99(-1.19 -0.46%)
メタ・プラットフォームズ<META> 298.21(+0.22 +0.07%)
AMD<AMD> 105.89(-0.03 -0.03%)
エヌビディア<NVDA> 490.87(+3.03 +0.62%)