このところの株価下落は「季節性の後退」以上のことを示唆との慎重な見方も=米国株

NY株式28日(NY時間10:10)
ダウ平均 34604.70(+257.80 +0.76%)
ナスダック 13677.69(+87.04 +0.65%)
CME日経平均先物 32260(大証終比:+90 +0.28%)

きょうの米株式市場は買いが広がっており、安心感も広がっているものの、株価は季節性の変化以上のことを示唆している可能性があるとの指摘が出ている。エヌビディア<NVDA>の第2四半期決算は好調だったものの、株価が下落したのは、いわゆる「季節性の後退」以上のことを示唆している可能性があるという。

米10年債利回りは4%を超える水準で推移しており、中国の不安も高まっている。また欧州の経済は低迷が示唆され、米小売業の一部は決算でより冷静な見方を示していた。

これらはすべて、生成AIが下落すべきサイクルを延長させたとはいえ、無くなったわけではないと、先行きに慎重な見方を示している。