ダウ先物は下落 中国経済への懸念と銀行株の下落=米国株

米株価指数先物(9月限)(NY時間08:51)
ダウ先物 35098(-273.00 -0.77%)
S&P500 4476.75(-29.25 -0.65%)
ナスダック100先物 15186.25(-84.00 -0.55%)

米株価指数先物市場でダウ先物、ナスダック100とも下落しており、きょうの米株式市場は売り先行で始まりそうだ。中国の7月鉱工業生産が予想を下回り、小売売上高も予想を下回った。一方、中国人民銀行は利上げを実施。しかし、この利下げは投資家の懸念を和らげるには至らず、逆に中国に台頭しつつある不動産危機への懸念が高まっている。

また、大手銀行株が時間外で下落していることも雰囲気を圧迫。フィッチがJPモルガン<JPM>を含む数十行を格下げしなければならないかもしれないと警告したことが嫌気されている。

今週は米小売大手の決算が発表されるが、きょうは取引開始前にホーム・デポ<HD>が決算を発表していた。予想を上回る内容ではあったものの、株価は時間外で軟調な反応を示している。通期の見通しを維持したことが物足りないようだ。.

先ほど7月の米小売売上高が発表され、予想を上回る内容となった。堅調な米個人消費を示す内容ではあるものの、FRBのタカ派姿勢を堅持するのではとの見方に市場は傾き、米国債利回りも上昇の反応を見せた中で、株式市場はネガティブな反応を見せていた。

(NY時間08:59) 時間外
アップル<AAPL> 178.80(-0.66 -0.37%)
マイクロソフト<MSFT> 322.12(-1.92 -0.59%)
アマゾン<AMZN> 139.63(-0.94 -0.67%)
アルファベット<GOOG> 131.18(-0.65 -0.49%)
テスラ<TSLA> 238.25(-1.51 -0.63%)
メタ・プラットフォームズ<META> 304.97(-1.22 -0.40%)
AMD<AMD> 111.73(-0.25 -0.22%)
エヌビディア<NVDA> 445.50(+7.97 +1.82%)

JPモルガン<JPM> 152.36(-2.41 -1.56%)
バンカメ<BAC> 30.40(-0.53 -1.71%)
シティグループ<C> 43.39(-0.71 -1.61%)
ウェルズ・ファーゴ<WFC> 43.05(-0.69 -1.58%)
ゴールドマン<GS> 333.25(-4.49 -1.33%)
モルガン・スタンレー<MS> 86.29(-1.04 -1.19%)

ホーム・デポ<HD> 328.80(-1.15 -0.35%)