アジア株 まちまち、上海株は続落

東京時間18:13現在
香港ハンセン指数 19246.03(+61.86 +0.32%)
中国上海総合指数 3244.49(-16.13 -0.49%)
台湾加権指数 16870.94(-6.13 -0.04%)
韓国総合株価指数 2605.12(+31.14 +1.21%)
豪ASX200指数 7337.96(+26.81 +0.37%)
インドSENSEX30種 65672.69(-173.81 -0.26%)

9日のアジア株は、まちまち。中国の7月の消費者物価指数が2021年2月以来、約2年半ぶりにマイナスとなったことが中国景気減速への警戒感につながり、上海株など一部に市場では売りにつながった。なお、一部の市場では押し目買いの動きなどから堅調な推移を見せた。シンガポール市場は休場。

上海総合指数は続落。銀行大手の中国工商銀行、医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)が買われる一方で、建設機械メーカーの三一重工、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)が売られた。

香港ハンセン指数は小反発。医薬品メーカーの中国生物製薬(シノ・バイオファーマシューティカル)、繊維メーカーの申洲国際集団控股、ガラス製品メーカーの信義玻璃控股(信義ガラス)が買われる一方で、領展房地産投資信託基金(リンクリート)、不動産開発の碧桂園(カントリー・ガーデン・サービス)、カジノ・リゾート経営の金沙中国(サンズ・チャイナ)が売られた。

豪ASX200指数は小幅続伸。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、資源・鉱山会社のBHPグループ、道路建設会社のトランスアーバン・グループが買われる一方で、医薬品メーカーのCSL、医療機器メーカーのレスメドが売られた。