東京為替:ドル・円は小じっかり、午後は高値圏で推移

7日の東京市場でドル・円は小じっかり。日経平均株価の軟調地合いで円買いが先行し、141円52銭まで下落。その後、米長期金利の持ち直しでドルは買い戻され、142円台に再浮上。午後も底堅い値動きが続き、夕方にかけて142円35銭まで値を上げた。
・ユーロ・円は155円81銭156円43銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.1013ドルから1.0971ドルまで値を下げた。
・17時時点:ドル・円142円10-20銭、ユーロ・円156円10-20銭
・日経平均株価:始値31,921.28円、高値32,306.87円、安値31,830.23円、終値32,254.56円(前日比61.81円高)
【経済指標】
・日・6月景気動向指数・先行速報値:108.9(予想:108.9、5月:109.2)
・スイス・7月失業率:1.9%(予想:1.9%、6月:1.9%)
・独・6月鉱工業生産:前月比-1.5%(予想:-0.5%、5月:-0.1%←-0.2%)
【要人発言】
・日銀金融政策決定会合・主な意見(7月27-28日)
「2%目標実現を見通せる状況になく、マイナス金利修正にはなお距離」
「YCC、公表しているコミットメントに沿って継続していく必要」
「物価見通しは上下リスクがより大きくなっており、運用を柔軟化した方が良い」
「物価目標の早期達成には長期金利の低位安定が重要」

《TY》