このあと7月のISM製造業景気指数 9カ月連続で判断基準を下回ることが見込まれる

このあと日本時間23時に7月のISM製造業景気指数が発表される。予想コンセンサスは46.8と前回とほぼ同水準が見込まれており、判断基準である50を9カ月連続で下回ることが見込まれている。

家計支出がサービス業に向かう中、米製造業は冴えない状況が続いており、前回は約3年ぶりの低水準となった。生産や雇用、仕入れ価格などの指数が低下している。需要が依然弱く、生産も減速しつつある中で米製造業は人員整理のためのレイオフを実施している。

今回は前回よりも若干の上昇が期待されているものの、状況に大きな変化は期待されていない。

なお、同時刻に6月分の米建設支出と米求人件数が発表される。

*ISM製造業景気指数(7月)23:00
予想 46.8 前回 46.0

*建設支出(6月)23:00
予想 0.5% 前回 0.9%(前月比)

*JOLTS求人件数(6月)23:00
予想 965.0万人 前回 982.4万人