NY外為市場でユーロは底堅く推移した。市場は欧州中央銀行(ECB)のあと2回の利上げでピーク金利4%を織り込んだ。ナーゲル独連銀総裁は、7月理事会での25BP利上げを想定するとしたが、9月の利上げに関してはデータ次第との姿勢を示した。
ユーロ圏のコアインフレは非常にしつこいとの見解。現状では過剰引締めリスクは想定しないとしたほか、ハードランディングの可能性も少ないと繰り返した。
ユーロ圏のコアインフレは非常にしつこいとの見解。現状では過剰引締めリスクは想定しないとしたほか、ハードランディングの可能性も少ないと繰り返した。
ユーロ・ドルはドル買いの流れを受けて一時1.1204ドルへ下落後、再び1.1220ドルまで上昇。ユーロ・円は155円40銭から156円29銭まで上昇し10日来の高値を更新。
ユーロ・ポンドは0.8598ポンドまで上昇し4日来の高値を更新した。
《KY》