アジア株 上海株が反落、中国成長鈍化が重石 香港株は台風で取引中止

アジア株 上海株が反落、中国成長鈍化が重石 香港株は台風で取引中止
東京時間17:04現在
香港ハンセン指数 19413.78(台風のため取引中止)
中国上海総合指数 3209.63(-28.07 -0.87%)
台湾加権指数 17334.29(+50.58 +0.29%)
韓国総合株価指数 2619.00(-9.30 -0.35%)
豪ASX200指数 7298.51(-4.57 -0.06%)
インドSENSEX30種 66381.63(+320.73 +0.49%)

17日のアジア株は総じて上昇。第2四半期の中国GDPが前期比+0.8%と前回の+2.2%から減速したことが、景気鈍化観測につながり株式市場も重石となった。資源株などが下落。香港市場は台風警報「シグナル8」が継続したことで、終日取引中止となった。

上海総合指数は反落。酒造会社の貴州茅臺酒が下落寄与度トップ。製薬メーカーの江蘇Gdk生物技術有限公司が20%安となった。出来高上位では大手銀行の中国農業銀行が買われる一方で、中国工商銀行は下落。大手通信の中国聯合網絡通信(チャイナユナイテッド・ネットワーク・コミュニケーション)が買われる一方で、中国電信(チャイナ・テレコム)が売られた。

豪ASX200指数はほぼ横ばい。石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、サントス、採鉱会社のパラディン・エネジーなどが売られた。一方、財務管理ソフトウェアのテクノロジー・ワン、物流ソフトウェアソリューションのワイズテック・グローバルなどソフトウェア関連が買われた。