【市場反応】米6月ISM製造業景況指数、パンデミック以来で最低、ドル急反落

全米供給管理協会(ISM)景況感指数は46.0と、5月46.9から予想外に低下しパンデミックによる経済封鎖直後の20年5月来で最低となった。同指数の支払い価格も41.8と、44.2から予想以上に低下し年初来で最低。事前に発表された米6月製造業PMI改定値は46.3と、予想通り5月の48.4から低下し2カ月連続の50割れで活動縮小を示した。

低調な製造業指数を受け、米国債相場は続伸。10年債利回りは3.77%まで低下した。ドル売りも強まり、ドル・円は一時144円を割り込み143円99銭まで下落。ユーロ・ドルは1.0897ドルから1.0934ドルまで上昇した。ポンド・ドルは1.2670ドルから1.2723ドルまで上昇。

【経済指標】・米・5月建設支出:前月比+0.9%(予想:+0.6%、4月:+0.4%←+1.2%)・米・6月ISM製造業景況指数:46.0(予想:47.1、5月:46.9)・米・6月製造業PMI改定値:46.3(予想:46.3、速報値:46.3)

《KY》