アジア株 総じて上昇、香港株と上海株は大幅高

東京時間18:04現在
香港ハンセン指数 19306.59(+390.16 +2.06%)
中国上海総合指数 3243.98(+41.91 +1.31%)
台湾加権指数 17084.20(+168.66 +1.00%)
韓国総合株価指数 2602.47(+38.19 +1.49%)
豪ASX200指数 7246.12(+42.82 +0.59%)
インドSENSEX30種 65182.08(+463.52 +0.72%)

3日のアジア株は総じて上昇。前週末の米国株の上昇を受けて、アジア株は堅調な推移を見せた。上海株は大幅続伸、香港株は大幅反発。中国当局による景気刺激策への期待感などを背景に買いが広がった。また、イエレン米財務長官が今月6~9日に中国を訪問すると報じられており、米中関係改善への期待感なども支援材料となったもよう。

上海総合指数は大幅続伸。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、酒造会社の貴州茅臺酒、銀行大手の中国農業銀行、保険大手の中国平安保険、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免が買われた。

香港ハンセン指数は大幅反発。自動車メーカーの吉利汽車控股(ジーリー・オートモービル)、自動車販売の中升控股(チョンサン・グループ・ホールディングス)、インターネット検索サイト会社の百度(バイドゥ)、カジノ・リゾート経営の金沙中国(サンズ・チャイナ)が買われた。

豪ASX200指数は続伸。資源・鉱山会社のBHPグループ、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループが買われる一方で、医薬品メーカーのCSL、会計システム会社のゼロが売られた。