イエレン米財務長官がニューオーリンズで今晩講演を行うが、その原稿が伝わっている。長官は米経済に関する自身の楽観的な見方を改めて表明し、成長が鈍化しても雇用低迷を伴わないインフレの減速は可能だとの考えを示す予定。
「米経済は大方が考えていたよりも強靱（きょうじん）であることが示されている。健全な労働市場を維持しながら、インフレを減速させる道筋はあると引き続き考える。先行きの著しいリスクを軽視することなく、これまでに見られた兆候はわれわれがその軌道上を進んでいることを示唆している」と述べる。