今週の日経平均終値は3万3189円で、前週末比407円高でした。
今週の日経平均は早々に反発し週間の連続安を回避する結果となっています。これは上昇のリズムを保つ上である程度必要といえるでしょう。週間安値である3万2306円はちょうど短期6週移動平均線（3万2397円）に達したところでうまくサポートされた格好となり、これも短期線すら下回らないトレンドの強さを示唆しています。一方、今週の足は下ヒゲ同様に上ヒゲも長く、まだ調整が未完了である面ものぞかせています。得てしてこういうケースは高値圏で横方向にもみ合う日柄調整を挟みながら強含みに転じて行くパターンが多いでしょう。7月相場も高値圏ゆえの一時的な波乱（乱高下）はありながら、基本的には3万4000円を目指した強基調が続くものと思われます。（ストック・データバンク 編集部）