アジア株 まちまち、香港株は急反落

東京時間18:05現在
香港ハンセン指数 18934.36(-237.69 -1.24%)
中国上海総合指数 3182.38(-7.00 -0.22%)
台湾加権指数 16942.30(+6.67 +0.04%)
韓国総合株価指数 2550.02(-14.17 -0.55%)
豪ASX200指数 7194.91(-1.63 -0.02%)
インドSENSEX30種 63915.42(休場)

29日のアジア株は、まちまち。香港株は急反落。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がECBフォーラムで利上げ継続姿勢を示しており、ドルペッグ制を導入している香港では一段の利上げ観測が重石となって売りが広がった。インド市場、シンガポール市場は休場。

上海総合指数は小幅続落。医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)が買われる一方で、酒造会社の貴州茅臺酒、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免が売られた。

香港ハンセン指数は急反落。スポーツ用品メーカーの李寧(リー・ニン)、医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)、スポーツ用品メーカーの安踏体育用品(アンタ・スポーツ・プロダクツ)、不動産開発の碧桂園(カントリー・ガーデン・サービス)、インターネット検索サイト会社の百度(バイドゥ)が売られた。

豪ASX200指数は小反落。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャー、物流サービスのブランブルズが買われる一方で、資源・鉱山会社のBHPグループ、道路建設会社のトランスアーバン・グループ、天然ガス輸送パイプライン運営会社のAPAグループが売られた。