NY外為:ドル・円高値探る、植田日銀総裁は円注視も為替介入は財務省の所管事項と指摘

NY外為市場でドルは続伸した。ドル・円は144円10銭へ弱含んだのち、144円57銭まで上昇し昨年11月来のドル高・円安を更新。ユーロ・円は158円00銭まで上昇した。
__NEW_LINE_パウエルFRB議長は労働市場が強く、米国経済にはかなり柔軟性があり、金融政策は引き締め域にあるものの十分ではなく、一段の引き締めが必要とタカ派姿勢を強調した。一方、日銀の植田総裁は成長が若干潜在的水準を上回るが、インフレが若干目標を小幅下回っていると慎重。当分緩和策を維持する可能性を示唆した。また、円安に関しては、相場を注視するが、為替介入が財務省の所管事項と指摘するにとどまった。

《KY》