米中古住宅販売は予想外の増加も供給不足は続く

日本時間23時に5月分の米中古住宅販売件数が発表され、年率換算で430万件と予想外の増加となったものの、小幅な増加に留まっている。上げは一服しているものの、依然として高い住宅ローン金利が引き続き需要を圧迫しているほか、所有者の物件提供意欲も減退したままとなっており、供給不足が続いている。

全米不動産業者協会(NAR)は声明で、「金利が比較的安定しているため、住宅販売はここ数カ月安定している。しかし、中古住宅市場では現在の供給が2019年のおよそ半分となっており、大幅に減少している」と述べた。

*米中古住宅販売(5月)23:00
結果 430万件
予想 420万件 前回 429万件(428万件から修正)
中間価格 39.61万ドル(38.59万ドル)
在庫 3.0ヵ月分(2.9ヵ月分)
()は前回値