NY金:伸び悩み、欧米金利の先高観で利食い売りが増える

COMEX金8月限終値:1971.20 ↑0.50

16日のNY金先物8月限は伸び悩み。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は、前営業日比+0.50ドルの1971.20ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは1965.40ドル-1980.40ドル。米国市場の序盤にかけて1980.40ドルまで買われたが、欧米金利の先高観は後退せず、利食い売りが優勢となった。一時1965.40ドルまで下落したが、米長期金利の伸び悩みを受けて1974.20ドルまで戻しており、通常取引終了後の時間外取引では主に1970ドルを挟んだ水準で推移した。

《MK》