アジア株 上海株は軟調、経済停滞懸念が重石 香港株は0.6%安、ハイテク関連に売り

アジア株 上海株は軟調、経済停滞懸念が重石 香港株は0.6%安、ハイテク関連に売り

東京時間11:01現在
香港ハンセン指数 19127.24(-124.76 -0.65%)
中国上海総合指数 3188.12(-9.64 -0.30%)
台湾加権指数 16842.82(-79.66 -0.47%)
韓国総合株価指数 2609.68(-5.92 -0.23%)
豪ASX200指数 7116.00(-1.99 -0.03%)

アジア株は総じて下落、米金融引き締め長期化が懸念されている。

香港株は0.65%安。前日のナスダック大幅安を受け、バイドゥや美団、シャオミなどハイテク関連が総じて下落している。医療品や消費者サービス関連の一角も下落している。

上海株は軟調、経済停滞懸念が重石。きのう発表された中国貿易統計が冴えない内容となったことから景気支援策期待は高まっている。中国証券時報は中国の銀行の預金金利引き下げを受け、ローンプライムレート引き下げの可能性が一段と高まっていると報じている。ただ、今週は5月の消費者物価指数および生産者物価指数が発表されるほか、来週は鉱工業生産や小売売上高、失業率、不動産投資、新築住宅価格など一連の中国5月の指標が発表されるため、様子見ムードが広がっている。