5月のISM製造業景気指数、新規受注が再び低下 仕入価格も大きく低下

日本時間23時に5月のISM製造業景気指数が発表され、46.9と前回からやや低下し、判断基準である50を7カ月連続で下回った。低下に若干の緩みも見られていた新規受注が再び低下し、米製造業の需要が依然低調に推移していることが示された。また、仕入価格も大きく低下しており、財のインフレ懸念を緩和させている。

米製造業は景気後退時に過剰在庫を抱えることを避けるため、需要減退に備え続けていると見られている。

ISM製造業景気指数(5月)23:00
結果 46.9
予想 47.1 前回 47.1
新規受注 42.6(45.7)
生産 51.1(48.9)
雇用 51.4(50.2)
入荷遅延 43.5(44.6)
在庫 45.8(46.3)

仕入価格 44.2(53.2)
輸出 50.0(49.8)
()は前回